Page 131 - 権五石会長の人生のエッセイ J-Full
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すると総支配人が来た。 総支配人は私に一体なぜそうするのかと聞いた。
その時、私は下手な英語で「あなた、私と少し話す時間を作れ」と言った。
そしたら
「ミーティングの約束を取ってください。」という。
「では、いつミーティングが可能ですか?」と聞いたら、1カ月もかかるという
のた。
私は「ビザの延長ができなければ今週帰らなければならないのに…
どうやって1ヶ月後に来いと言うのか?」とパスポートを提示した。
すると、それを見て明日の朝9時にまた来いというのだった。
私は家に帰って韓国に帰る荷物をまとめている妻にしばらく荷造りを止めてい
ろと言って、ピクトン(Pickton)にある000教会の祈祷院を訪ねて祈り、朝9時に
約束したイミグレーションに向かった。
神様が知恵をくださった。
約束した時間に待っていたが約束の時間に正確に呼んだ。
私は入ったし、通訳も使わなかった。 必要な文章だけ覚えて言いたいことだけ
整理して話した。 そしてミーティングが始まった。
「あなたが私にくれる時間はどれくらいですか?」と聞いたら、「30分差し上
げます」と言った。
「いいよ。その30分間は私の言うことを聞いてくれ。 私は英語が下手で、途中
で切ると話せない」と言い、彼は私に同意してくれた。
それで私は話を続けた。
3分間、私がオーストラリアに来た動機について話した。
3分間オーストラリアでの生活について話した。
4分間、私の家族について話した。
5分間、各種証拠書類を持ってこれまでの話を証明した。
そして残りの15分で私の考えを伝えた。
私は右のポケットから100ドルのオーストラリアドルを取り出した。
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そして彼に「これは誰のものか?」と尋ねた。
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