Page 161 - 権五石会長の人生のエッセイ J01
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世の中の富貴栄華を享受し、世の中のすべての名誉を持っていたって何ができ
るだろうか? 神様が今夜私を連れて行かれたら、そのすべてが無駄で空しいこ
とではないだろうか? それで私は考えた。 豊かな心の金持ちになろうと···
サムスンのイ·ビョンチョル会長や現代のチョン·ジュヨン会長のような大金持ち
は天が生んだが···、一日一日稼いで人にお金を借りに行かずに生きること···小さ
な金持ちはただ勤勉ならいいと思う。
私は大金持ちになりたかった。
貧しくて、着れなくて、飢えた者を助けるような人になりたかった。
心も富者、物質も富者······それで「私は富を成す人だ。」
「私は恵まれない人を助ける人だ。」
理由は···
私の一生の間、家族や隣人からもらった愛に感謝して、彼らからもらったもの
を分けてあげたい。 それで私は過去に孤児院、老人ホーム、肢体不自由者を助
けた。 聖書で右手がすることを左手が知らないようにしろという言葉を自ら守
ろうと努力した。 私は一度も利権と収益のあるところに家族を立てたことがな
い。 そして次の世代にすべてを返そうとした。 それで私は学縁、地縁、血縁の
関係のない人々を私が作った企業の代表取締役に座らせた。
そして「私は未来を準備してくれる人だ。」国と民族のために未来をどのよう
に準備してあげようか??? 今日も悩む。
私が望むことは、韓国の国民の皆が五星精神で一丸となって自分と自分の家族、
そしてもっと出て、隣人と世界の皆を愛して生きることに、少しでも役に立っ
たらという考えで一生を生きてきたし、これからも残った人生、五星精神を伝
えて人生を終えるだろう。
権五石、いや権五星と言えば思い浮かぶのが五星精神であることを願う。
五星精神は夢を持って一つの道で理想を実現するために走れば富を成し遂げ、
その富を哀れな人々に分けてあげるうちに人生を終えるだろうという考えから
五星精神を作り、これを時代の精神、国民の精神に反映しようと大統領、秘書
QR
室長らを招いて五星精神の宣言式を行ったのだ。
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