Page 41 - 権五石会長の人生のエッセイ J-Full
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黒帯先輩との戦い
警察署の前にある「清道館」というテコンドー道場に通っていた時だった。
その時、私は入門したばかりの時だったが、黒い帯をつけた先輩がしきりに言
いがかりをつけるのだった。 私は南漢江の橋の下で会おうと言った。
先輩は一人で歩いてきていた。
私はいつも一人だったけど、あの先輩は友達もたくさんいたはずなのに···
一人で来たのは理解できなかった。
とにかく戦いはしなければならない。
その先輩と私は一戦したし、結果は私の一方的な勝利だった。
彼はテコンドーの品勢で私の気を殺そうとしたのに…
私は品勢もなにも突進して殴ってやった。
「雨の日にほこりが出るように」のように。
戦いが始まって間もなく、先輩は無条件降伏した。
そして、それ以来、二度と私に言いがかりをつけてこなかった。
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