Page 169 - 権五石会長の人生のエッセイ J01
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政・経・社・文・宗・指
今日、韓国がこのように混乱して難しい理由は、政治、経済、社会、文化、宗
教的に指導者がいないからだ。
今日、人口14億人の中国があんなに静かに生きていける理由は、毛沢東という
指導者が出てきて、資本家と地主の土地を奪い脆弱な階層に配って共産主義の
基礎を置いたためであり、登蘇平という指導者が黒猫、白猫というコンテンツ
を完成させ政治的には共産主義、資本主義的には黒猫であれ白猫であれネズミ
さえうまく捕まえれば良いという理論と周恩来という指導者の「調和論」が
あったからこそ今日の中国が可能だった。
ここでチュ·ウンレを簡単に見てみると、彼は中国の政治家。 抗日戦争勃発後は
共産党の代表として国民政府の国防委員会など要職にありながら、国共関係の
処理を引き受け卓越した政治的·外交的手腕を発揮した。 彼は文化大革命を経て
最後まで共産党で指導的位置を維持しながら、国内外の重要な諸問題を解決し
た。
言い換えれば、中国には毛沢東という共産主義の企画者と登蘇平というコンテ
ンツ中心のビジネス帝王と朱恩来という調和、和合、融合の創始者がいたから
こそ、今日の中国が可能なのだ。
韓国が自殺率が少なく、離婚率が低く、世界で最も暮らしやすく、子供をたく
さん産む国になろうとするなら、政治、経済、社会、文化、宗教を包括できる
指導者が出なければならない。
世の中のすべての指導者は自分を捨て、利他心を持って自分が属した集団を助
けるべきだ。
それで指導者は利己心ではなく、利他心を持って奉仕すべきで、さらに出てイ
エス様の精神である自分を捨てて人類を救う心情で臨むべきであるため、指導
者は犠牲の精神を持つべきなのだ。
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韓和甲、黄祐呂、朴槿恵、文在寅、潘基文ら政治家らと交感も持った。
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