Page 86 - 権五石会長の人生のエッセイ J01
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チョン・ジヨン社長との出会い
私は悩んだ末、仁川の間石洞にあるロイヤルテニスクラブに行った。
そしてテニス場で寝かせてくれてご飯さえ食べさせてくれればラインも引いて
掃除もして後片付けも私がすると言った。
そこのチョン·ジヨン先生は快く承諾してくれた。
眠りは事務所のソファで寝て、夜明けに起きてテニスコートのラインを引いて
から学校に行ってくればよい。
仁川専門学校は何日間ずっと通ってたんだけど···
数日通った後、これは違うと思って学校を辞めた。
ところが、母に何と言えばいいのか、本当に漠然としていた。
私が大学に入ったことをとても誇りに思っているのに、私は本当のことを言え
なかった。
母は私が学校に通っていると知っていた時、実は仁川の間石洞にあるロイヤル
テニス場でコーチ授業を受けながら運動場の後片付けをしていた。
数日ぶりに一人でテニス場で練習するのをチョン·ジヨン先生(社長)が見て、テ
ニスコーチをしてみることを勧めた。
もちろん軟式庭球もテニスもあまり差はないが、それでも運動種目が全く違う
ため簡単ではなかったが、私はとても興奮した。
私は本を通じて熱心にテニスを学び、そして横目でコーチたちが初心者たちを
教えるのを見ながら学んでその日その日を教えた。
最初の受講生は仁川のイ○○さんだった。
初心者コーチが教えた受講生で、今はいい同好人になったはずだ。
私は一生懸命学びながら教えたし···
経歴も浅いのにコーチ同士で行う試合で、ほぼすべての試合に勝つ境地に達し
た。
ある日、チョン·ジヨン社長の甥であるチョン·○○というコーチがいたが、彼に
も私が勝ったと言ったら、チョン·ジヨン社長さえもその事実を信じれなかった。
その時から私はチョン·ジヨン社長の下でヘッドコーチをし、社長がいない時は
私がその代わりをした。
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チョン·ジヨン社長の私に対する信頼はすごかった。
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