Page 194 - 権五石会長の人生のエッセイ J01
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このように作られた経済的な利益をどのような原則とどのような規範によって
その利益を分けるかということが最も重要だ。
収益を上げられる条件を多角化し、管理費用は最小化させ、収益は極大化した
のがまさに共有と分かち合いシステムだ。
最近では協同組合のような性格だ。
GOB事業をする時は協同組合法がなかった。 法の正当な保護を受けられず、情
熱だけを持って挑戦した事業は、毎日毎時間苦痛だった。
事業内容も消費者に理解させなければならず、(ハイブリッドカードなど)一
方では官公庁や各種機関も理解させなければならない二重苦を経験しながら事
業を進めたが、ようやく協同組合法ができた。
QR 写真出典:ダーウィン世界協同組合
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