Page 197 - 権五石会長の人生のエッセイ J01
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ピアジェは「三つ子の魂百まで」と言った。
乳離れするやいなや祖父が私に植えてくれたこの思想は私の人生で一番重要な
思想になって···私の一生は、私の一生はこの五星精神、共有と分かち合いから決
して自由ではなかった。
人は7歳以前に学んだ習慣で一生を生きていくという'ピアジェ理論'や···
胎教の重要性を論じることに私は100%同意する。
人は人格や性格が一度形成されると、それ以降はほとんど変わらない。
その人を変えようとするのは、日が西から昇ることを願うのと同じくらい大変
だ。 ところで、なぜ私たちは毎日のように人を変えようとするのか?
できもしないことを···それで「無駄で、かいがない」と言ったようだ。
しかし祖父はしばしば「私たちが決心すれば、ならないことがなく、変わらな
いことがない」とはなした。 あきらめてはいけないただ一つの理由を話してく
れた。
それは肉体的に身につけた習慣や性格は「三つ子の魂百まで」という言葉に同
意するが···
祖父が話した「人が自ら変わろうと決心さえすれば、直ちに変わるというこ
と」は常に念頭に置いている。
肉体は地に帰るが、心はそうではない。 事業をしようが他の何をしようが···
「お前の体の主はお前であるべきであり、お前の体が望むように生きてはいけ
ない。」と私に教えてくれた。 これが後に私が神学博士になるのに役立った。
「三つ子の魂百まで」
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