Page 106 - 権五石会長の人生のエッセイ J01
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社長になる…




               コーチの生活をしながら日々を過ごしているうちに…
               その時の考えはすっかり忘れて、ただその日その日の金儲けに気を取られてい

               た。  運動をしながらもいつも学びたいという思ってもみなかった勉強に対する

               未練がずっと残っている時… ちょうど広蔵洞にあるテニス場が売りに出された。

               その間稼いだお金で私はそのテニスコートを買った。



               初めて社長になる瞬間だった。

               私はとても興奮した。

               それで一晩中テニス場のベンチに座って、この考え、あの考え,                                           まったく眠れ
               なかった。 その日から私は本当に一生懸命働いた。

               あまりにも熱心にするから受講生がどんどん増えて... 月収が初めて1,000万ウォ

               ンを越えた。  お金を稼ぐ楽しさに夢中で忙しい毎日を過ごし、とても楽しく働
               いた。

               そんな時、昔の先生に会った。

               先生は喜びながらおっしゃることが…
               「オソク、君はあまりにも惜しいやつだ、勉強しろ。」




               ただでさえ勉強に未練を捨てられずにいたところだった…
               29歳で大学入試を受けた。

               それも世宗大学体育科に私が入学した当時は競争率が14対1だったし…

               年齢が29歳にもなった私にとって体育学科に入学することは体力的にもそうだ

               し...若い後輩たちに比べてすべてが不利だった。
               しかし、私は堂々と合格し、1学期の時奨学金までもらった。




               そのように入学して勉強をしていた時も、テニスの受講生は増え続け、目が回
               るほど忙しすぎた。昼は学校に行って授業を受けて… 夜はライトをつけたまま

               レッスンをして… 夜9時からは世宗大学の図書館に駆けつけて勉強して、終わる

               時間の午前0時になると… 華陽市場に寄って遅くまで開いていたヨンジュおばさ

               んの家に行って… 汁の材料を買った後、広蔵洞まで来て汁の料理を作ったら…
     QR
               もう夜中の1時~2時だった。


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