Page 27 - 権五石会長の人生のエッセイ J01
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祖父は私にずっと

         「君は心も温かく、太っ腹で、頭も利口で、将来大きな人物になるだろう。  伯

         父や父に似ず、大男になれ。  私は君の母が君を産んだ日、すごい夢を見たよ」
         と話した。

         それと共に祖父はその「夢の話」を私にだけ聞かせたりもした。

         そして、その夢の話は絶対に誰にもしないようにと頼んで、
         今日までも私はその夢の話を誰にもしたことがない。

         祖父はこんな夢の話を暇さえあればしてくれて、

         亡くなるまで数十回は聞いていただろう。



         祖父は臨終するその瞬間までも、私一人だけを気遣っていたと記憶される。  数

         十年が経った今も祖父のことを思うと、会いたいし、子供のように甘やかした

         い。
         もし祖父が今まで生きていたら···

         今、私の残念で悔しいことを解決してくれると思うと、

         今日に限ってもっと祖父が恋しくなる。



                            「私の唯一の大手支持者、おじいちゃん!!!」




         空にいるおじいちゃん、こんにちは!
         私もいつかおじいちゃんのそばに行きます。

         おじいちゃん、約束します。

         おじいちゃんが「勇ましい男とは、すべからく「名分のないこと」をしてはな
         らない。」とおっしゃったように、名分のないことはしません… 。




         「もしかしたら今の私の思考は祖父が作ってくれたと言っても過言ではない。
         私が今とても疲れているせいか、今日に限って祖父にとても会いたい。」

          おじいちゃん!

         今私はとても大変ですが、神様が私と一緒にいらっしゃいます。

         だから私の心配はしないで、おばあちゃんと天国で仲良くして
         いてください。 分かりましたか??
                                                                                                      QR
                                   「おじいちゃん…さよなら!!!」


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