Page 40 - 権五石会長の人生のエッセイ J01
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テジュンとの戦い
テジュンは豊基小学校の裏門で店を営む家の息子だ。
テジュンと戦うことになった。 私の記憶ではテジュンもとても頑固だった。
殴られた後はまた、殴られた後はまた、母の治療費負担のために
ひどくすることはできないが、だからといって負けることはできなかったので
適当に最善を尽くしたし、
いつも少しだけリードしていた。 それでもテジュンは根気があった。
何度もそのように戦った。
そうするうちに···
到底だめだと思ったのか···、 ある時からは飛びついてこない。
なぜそんなに戦ったのか…
負けず嫌いで突っかかるやつを受け入れてくれただけなのに…
いつの間にか私はますますけんか好きとして名声を得た。
いや…···同窓生の間で喧嘩屋と呼ばれ始め、
そうするうちに、飛びかかるやつも多くなったし···
負けたくないから···
拳を使う練習をする日が増えていった。
「 頑固者のテジュン 」
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