Page 44 - 権五石会長の人生のエッセイ J01
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キム·ソクチョ先生、ユ·ジョングン先生、チェ·ジョングン先生からサッカーを学
び続けた。
私は人より負けず嫌いだから 、他の人が夕方の練習が終わってみんな家に帰る
と私はこっそりサッカーボールを持って学校に行った。
月明かりの下で一人で走りながら··· 一人でシュートして··· 大声を出して··· キッ
クして··· 一人でセンタリングして···走ってシュートして···ゴールインして···
一人で楽しく走って···ジャンプして···むやみに頑張った。
ある日、宿直先生が泥棒だと思って棒を持って出てきた。
「おい、早く家に帰れ…」と叱られた。
しかし、ある先生はそんな私を褒めてくれた。 いや、褒めてくださる方々が
もっと多かったと思う。
そのうちの一人がチャン·ジョンシク先生だった。
私はあんなに頑張った。
いつも夜遅く10~12時まで運動をした。 人はみんな寝る時間なのに。
そんなに運動をして疲れたら··· そのまま誰もいない運動場に··· 大きな大の字で
横になって···空の星たちを友として話した。
その時は星が本当に明るく輝いた。
星が私を見つめてにっこり笑って近くに向き合った。
ソウルのようにどこに星があるのかも分からないほどではなく、まさにキラキ
ラ
輝いていた。 私は横になって空の星たちとよく話していた。
星たちは私の言うことを聞き取るように···もっとキラキラと輝き、
そんな彼らはいつも私の良い友達だった。
「星はいつも聞いてばかりで、言ってはいない」
「本当にいいカウンセラー(Counselor)だ」
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