Page 65 - 権五石会長の人生のエッセイ J05
P. 65
第4章事業価値の評価
第1節 割引率の算定
自社の技術価値評価のための割引率は、 2017年産業通商資源部で公表し
た技術価値評価実務ガイドで韓国標準産業分類G47業種(小売業)に該当
17)
する非上場中企業の割引率を適用して次のように算定した。
<表4-1>割引率の計算に関連する各種係数
(単位:億ウォン、%)
区分 比率 備考
他人資本費用 6.77%
自己資本費用 8.09%
自己資本構成比 54.85%
18) 10件の評価項目で
技術事業化リスクプレミアム 2.22% 評価した平均4.0ポイン
トを想定
19)
規模のリスクプレミアム 1.97%
資料:産業通商資源部(2017.12)、 「技術価値評価実務ガイド」 、133-
134ページ。
<表4-1>情報を割引率算定公式に代入すれば、自社の技術価値評価
に対する割引率を次のように計算することができる。
割引率
= WACC + Spread
= [(他の資本費用)☓(他の資本構成比)] + [(自己資本費用)☓
(自己資本構成比)] + [技術事業化リスクプレミアム+(規模リスク
プレミアム☓自己資本構成比)]]
17)産業通商資源部(2017.12)、 「技術価値評価実務ガイド」 、133-134ページ。
18)産業通商資源部(2017.12)、 「技術価値評価実務ガイド」 、80ページ。
QR
19)キム・シンピョ(2018.8.30)、 「価値創造経営と評価」 、119-120ページ。
65