Page 388 - 権五石会長の人生のエッセイ J01
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肉体の糧食は五欲にあり、心の様式は魂にあります。
だから魂を追求する人は肉体にあまりにも少欲を追いかけてはいけない。
これがキリスト教の様式なのに、フロティノスの哲学のように、私たちが語る
信心の世界というのは、じっと見てみると、、、
こういうことです。 それで私はキリスト教を何て言ったかというと、黙想の宗
教と言って
自分自身が悪いことを考えないように、良いことで埋め続けるのです。
神様の言葉で満たして私の悪い考えが現れないように良い考えで充満させるこ
と、それが私たちは充満したと言います。
それと共に、それをするための実が愛、喜び、平和、寛容、慈愛、善意、忠実、
柔和、自制という9つの実、この9つの実を結ぶ生活をするためには教育が必要
です。
それでキリスト各自が自分の信心の教育を受け、そのために宗教指導者が必要
なのだ。
これらを指す宗教指導者集団が必要だ。
フロティノス
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