Page 395 - 権五石会長の人生のエッセイ J01
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すべての分野の第一種目は知ることです。

        知らなければならず、またそれを自ら行わなければならず、指導者の徳目は行

        うことにあります。
        「信じて行ければ盤石の上の家で、信じて行かねば砂の上の家だ。」

        信じるだけじゃなく行わなければならない。  絶えず献身し努力することが必要

        だ。



        政治的には

        人口14億人の中国があんなに静かに暮らせる理由は
        毛沢洞という指導者が出てきて資本家と地主の土地を奪い脆弱階層に配って共

        産主義の基礎を置いたためであり、登小平という指導者が黒猫、白猫というコ

        ンテンツを完成させ政治的には共産主義、資本主義的には黒猫であれ白猫であ

        れネズミさえ捕まえれば良いという理論と周恩来という指導者の「調和論」が
        あったため、今日の中国が可能だった。

        朱恩来は中国の政治家。  抗日戦争の勃発後は共産党の代表として国民政府の国

        防委員会など要職にありながら国共関係の処理を引き受け卓越した政治的·外交

        的手腕を発揮した。  彼は文化大革命を経て最後まで共産党で指導的位置を維持
        しながら国内外の重要な諸問題を解決した。




        言い換えれば、中国には毛沢東という共産主義の企画者と登蘇平というコンテ
        ンツ中心のビジネス帝王と朱恩来という調和、和合、融合の創始者がいたから

        こそ、今日の中国が可能なのだ。



        韓国が自殺率が少なく、離婚率が低く、世界で最も暮らしやすく、子供をたく

        さん産む国になろうとするなら、政治、経済、社会、文化、宗教を併せられる

        指導者が出なければならない。
        世の中のすべての指導者は自分を捨てて利他心を持って自分が属している集団

        を助けなければならない。  それで指導者は利己心ではなく利他心を持って奉仕

        しなければならず、さらに出てイエス様の精神である自分を捨てて人類を救う
        心情で臨まなければならないため、指導者は犠牲精神を持たなければならない

        のだ。
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