Page 56 - 権五石会長の人生のエッセイ J01

そんな中、初めて安東の試合に「初出場」することになった。

最初の相手は大邱農林高校だ。
大邱農林高校は10年間、韓国高等部軟式庭球部門を席巻しており、日韓間交換

競技には常に韓国代表として出場する韓国最強の高校軟式庭球チームだった。

他のすべての人々はみんな異口同音で

「私たちが大邱農林高校の相手にならない。」と話した。
しかし、結果的に試合は3対2で僅差で負けただけだった。

その試合でその日、私は多くの人にとても強い印象を与え、
大邱農林高校のキム·ナムギュ監督は試合が終わった後に訪ねてきた。

そして。

「本当にいい選手だ。 うまくやれば大選手になれる。」と話した。
監督先生に会ってしばらく話をしてから、

私を見て「また会おう！」とにっこり笑って帰った。

その時、私たちの主務監督はパク·ソンフン先生で、私は大邱農林高校で育てた
い有望株選手だということだった。

そして転校してくるようにということだ。

私はとても嬉しくて、
その夜、久しぶりに夜遅く野原に出て空を見ながらとても喜んだ記憶を忘れら

れない。

ほぼ1年ぶりに感じる嬉しい気持ちだった。
その夜、私はサッカーの時に見たあのきらめく星明かりをまた見ることができ

た。

本当に久しぶりに旧友に会ったように嬉しかった。

星たちと私は長い時間対話を交わした。

私は両親に相談をして夏休みの間大邱農林高校に行ってそこの選手たちと一緒

に練習をした。
キム·ナムギュ先生は大変満足していた。

「本当に早い。 そしてインパクトの瞬間が本当に正確だ。」と言いながら
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「頑張ればきっと韓国で大選手になれる。」と私に勇気をくれた。

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